しっぽをくるん

ぺらねこのにっき

新型の新型には勝てねえよ

カメラは趣味の中でも少し変わっていて、やりきればお金が稼げるかもしれない趣味です。

30代からプロゴルファーやプロ野球選手を目指すのは難しいけれど、カメラマンはそこまで体力を要求しないので、月に数日働いて、副収入を得るくらいの夢を見る人も多いのではないでしょうか。

しかし昨今の情勢では、カメラが入れる場所が減っていますので、機材に投資したり、技術を磨くための時間を投資するのが難しくなってきます。

追い打ちとなったのが、各社が一斉に大口径マウントを採用したミラーレスに以降して、セミプロ用機材の価格が暴騰している現実です。

もうね、カメラメーカーの生存競争が激しすぎて。
年次更新でカメラを投入している報道大手くらいでないと、使い勝手が大幅に変わる大口径ミラーレスに乗り換えられるわけではないです。

このあとの展開としても、今までの最上位機とは違う位置づけのボディをどんな覚悟で買えばいいのかという、難しい展開が待っています。
具体的に言うとキヤノンニコンソニーが全部すげえやつを投入します。

出来不出来がわからん第1世代のピンピンの新型を練習無しで現場に投入するのは怖いですよ。マジで怖い。

そういうのを踏まえて、辛いタイミングが重なっているなとは思います。

 

まあ、一方で海外に流出しまくっていた国内のレンズ資産が、日本国内だけで回っているという現実もあります。
とくに、大口径化する前の世代のレンズも手軽な値段に落ち着いていて、どんだけアジア圏の爆買が中古市場を温めていたか実感しております。

おもしろレンズがようわからん値段になっていたりしますし、より趣味性の高いフィルムカメラ用のレンズはだいぶ中古販売価格が温まっています。

 

ここでプロならいっちょ最新機材でやっていきましょうやーと言いたいところではあるんですが、現行の機種が弱っているわけではないんですよね……。

そもそもプロ用は堅牢なボディで売っているので、そりゃもう頑丈です。なにひとつこわれないし、全然劣化する気配がない。
今までのプロ機とこれから出るプロ機の違いはレンズにほぼほぼ集約されますが、使いたいレンズが1週間くらい借りれないとぽんと買える値段ではなくなりました。
もっというと、バックオーダーが解消しないと店頭にも回ってこないですし。

あうあうあー。

とりとめがなくなってきたのでいっかい切り上げます。

本当はOVFとEVFと偏頭痛について知りたいのだけど、そこらへんはどうやって調べたものだろうかー。