しっぽをくるん

ぺらねこのにっき

文学フリマでわからなくなった。

文学フリマに行ってきました。

ふと気づけば、大きなイベントになっていて、そろそろ会場もステップアップしないといけないんじゃないかというレベルにまで来ていました。

つまり、人がたくさん来ていたということです。

開場から45分くらいした12時30分過ぎに入場したのですが、その時点でかなり混雑していました。ラッシュアワーの電車ほどではないけれど、まっすぐ歩くことはできず、流れを読んで運ばれていくような感覚。往時のコミケみたいな賑わいでした。

しかし、そこまで賑わってしまうと、本の試し読みができなくなってしまいます。なぜなら、立ち止まると迷惑になるから。

まあ、空いている列なら良いのかもしれないんですが、13時過ぎにはどの列もところてんみたいな感じで入口側から人間が押し込まれてくる感覚があり、その流れを逆走して出口に向かうような感覚になりました(誇張込み)

ブースの作り方を見に行った面もあるのですが、やはり、キャッチーな表紙をいかに見せるかが勝負のような。手練のサークルさんは、高さのある売り場を作っていたような印象です。

縦に高い売り場の作り方、コミケまでに模索しなくては。と思いました。

 

なぜなら、同人誌を作るからです。

誰に刺さるかわからない本ではあるのですが、鬼滅の刃PODというスマホ型のおもちゃがあり、その使いこなし方の説明と、実際に撮影した写真で構成される本になることが確定。

今は主にネタ出しをしてまして、撮影したサンプルも集めてます。つまり、鬼滅の刃PODで写真を撮って回っているわけですが、鬼のようにしんどい。

1万円のおもちゃのカメラ機能を使いこなして誰が嬉しいんだろう……と我に返りかける気持ちを自ら叱咤しながら、薄明と薄暮に街角を撮りまくる過酷な撮影をしてます。

おかげで、打率がかなり上がってしまい、妙に見れる写真が出てくるのみならず、30万画素機から出てくる640*480の画像をトリミングし始めるという、人知を超えた領域に片足を突っ込んでオリマス。

 

と、言うわけで、コミケにサークル参加できるように、祈っていてください。

全力でよくわからないカメラを使いこなしますんで、なにとぞなにとぞ、ご贔屓にしていただけますよう、お願い申し上げ奉ります。