しっぽをくるん

ぺらねこのにっき

マイノリティがマジョリティに対する不安を述べることについて

残念ながら、現在の日本では隠れた暴力となっている。

これのことなんだけど、日本ではガイドラインを守らないと性別は変更できない(追認されることはある)
ガイドラインを守るということは、ホルモン治療を1年受け、性別移行後の名前で郵便物や生活実態を作るということで、それをやらないと性別が変更できないってこと。
つまり、薬物で事実上不妊になる。

なので、性別移行後の生殖能力については、極稀な例外や虚偽の申告がない限り失われるっていうこと。

生殖能力があるのに性別移行するのはいかがなものか? という反論は成り立たない。
なぜなら、現状のガイドラインでも虚偽申告の難易度は変わらないためである。

もうほんとうにこの手の話題に飽きた。

 

性別移行中の男子が男子トイレで性被害にあった場合、誰がどのように助けてくれるのか教えてよ。

女性は女子トイレを使うなというから、男子トイレを使っているので、女性たちは性別移行中のMtFをどう守るかの議論もしてくれ。

 

 

あと、全くあなた達には見えてないと思うけれど、さらにインターセックスの皆さんについてはどうするつもりなのか。
別の病気だけど、トイレについてとか結婚についてとか、出生後マイノリティとして生きるために性別を強制される(その結果不妊になる場合もある)ことについては?

なあ

理解って増進されてるんでしょう? ねえ ねえってば。

 

コミケにサークル主としてはじめて参加したので、便利だったアイテムを書き出す。

というわけで、タイトルの通りコミケ102にサークル主として参加しました。
なんで本の宣伝がないのだと言われると、なんでやろな……となるので、一旦脇に置かせてくれ。

 

コミックマーケット102では1スペースあたり、椅子1つと机半分、サークルチケット2枚が配布されました。

コミケは来場者が多いので、設営や店番交代をするために、2人の労働力は必須だとかんじますし、可能なら一般参加でお使いを頼まれてくれるお友達がいるといいと思います。

 

今回の配置は東館2ホールの柱のそば、島端のとなり(お誕生日席2つはいったとこ)だったので、概ね配置はいい場所になっていたと思われます。サークルの背後も広めに使える印象で、だいぶ楽させてもらいました。

 

コミケの常として、会場の椅子はパイプ椅子です。パイプ椅子は座面がビニールで、めちゃくちゃお尻が蒸れるので、座布団を持ち込みました。

 

これは小さくたためるので愛用しておりまして、細かい凹凸があるので通気性の内面にべったり座るより遥かに快適です。

さらに蒸れ対策として、冷感インナーをズボンの中に履いておりました。

 

この2品を使ったことで、快適に過ごすことができました。

特に冷感インナーはサラッとしているので長時間過ごすときは手放せないですね。日常生活でも利用頻度高いです。

 

そして、パイプ椅子のかわりに搬入に使ったコンテナケースに座っていました(背もたれのない椅子がスキな動物)

 

当日が台風予報だったので、普段キャンプに使っているこちらのケースを搬入に使いました。釣りで愛用している方が多いケースで、浸水の心配も少ないのです。
底面がA4よりやや大きなサイズで、A4の本をダンボールに入れたものが、スポッと入ります。1センチ程度の隙間はありますが、完全にぴったりよりは中身を取り出しやすいので、便利と言っていいと思います。

会場では、この上に座布団をしいて座っていたので、多くの人の視線を見ることができました。ニンゲンは遠くを見るときだけ顔をあげるので、座って接客するならアイキャッチできるから、パイプ椅子よりいいなと思いました。どうせ立ってお釣りのやり取りとかするし、座りっぱなしにはならないだろうと思ったのですが、なんか1時間近く外国の方しか流れてこない時間帯がありまして、そのときはめっちゃ下からご挨拶できて便利でした。わたしゃこの高さが好きだよ。

 

まとまりなく終わりますが、快適な服装+雨対策がだいたい達成されたのでこの組み合わせで頑張れそうだなとなりました。
次回は冬コミに申し込んでおりますが、どうなるやらです。

文学フリマでわからなくなった。

文学フリマに行ってきました。

ふと気づけば、大きなイベントになっていて、そろそろ会場もステップアップしないといけないんじゃないかというレベルにまで来ていました。

つまり、人がたくさん来ていたということです。

開場から45分くらいした12時30分過ぎに入場したのですが、その時点でかなり混雑していました。ラッシュアワーの電車ほどではないけれど、まっすぐ歩くことはできず、流れを読んで運ばれていくような感覚。往時のコミケみたいな賑わいでした。

しかし、そこまで賑わってしまうと、本の試し読みができなくなってしまいます。なぜなら、立ち止まると迷惑になるから。

まあ、空いている列なら良いのかもしれないんですが、13時過ぎにはどの列もところてんみたいな感じで入口側から人間が押し込まれてくる感覚があり、その流れを逆走して出口に向かうような感覚になりました(誇張込み)

ブースの作り方を見に行った面もあるのですが、やはり、キャッチーな表紙をいかに見せるかが勝負のような。手練のサークルさんは、高さのある売り場を作っていたような印象です。

縦に高い売り場の作り方、コミケまでに模索しなくては。と思いました。

 

なぜなら、同人誌を作るからです。

誰に刺さるかわからない本ではあるのですが、鬼滅の刃PODというスマホ型のおもちゃがあり、その使いこなし方の説明と、実際に撮影した写真で構成される本になることが確定。

今は主にネタ出しをしてまして、撮影したサンプルも集めてます。つまり、鬼滅の刃PODで写真を撮って回っているわけですが、鬼のようにしんどい。

1万円のおもちゃのカメラ機能を使いこなして誰が嬉しいんだろう……と我に返りかける気持ちを自ら叱咤しながら、薄明と薄暮に街角を撮りまくる過酷な撮影をしてます。

おかげで、打率がかなり上がってしまい、妙に見れる写真が出てくるのみならず、30万画素機から出てくる640*480の画像をトリミングし始めるという、人知を超えた領域に片足を突っ込んでオリマス。

 

と、言うわけで、コミケにサークル参加できるように、祈っていてください。

全力でよくわからないカメラを使いこなしますんで、なにとぞなにとぞ、ご贔屓にしていただけますよう、お願い申し上げ奉ります。

濃縮10倍に屈しろ

ラーメンハゲのセリフにいいものを作れば客がつくなんてナイーブな考えはやめろ! というようなものがあったかと思う。

このセリフのあと、作業工程を見直し、手間の掛かる内製品を辞め、味で勝る市販品を使い店を建て直す。そんな話だったか。

 

つまり、現代日本において、あの店のあのラーメンを再現するのでなければ、ラーメン屋の味を再現するのは容易い。

これがあるからだ。

 

ラーメンの麺を茹でるのには、大変な目利きが必要だ。おそらく、普通の塩・しょうゆラーメンは麺を丼に移す際、茹で汁をどれだけ切れるか、麺の表面のツルツル感をどこまで出すか(出さないか)で勝負をしている。

素人がノウハウなしに挑むものではない。

だから、もやしと乾燥わかめだけを具材として、ミニマムな醤油ラーメンをつくる。f:id:peraneko:20230129165701j:image

明らかに手のかかった味。何時間だか知らないが、骨やら肉やら加熱して得られた出汁が濃縮されている。

手元で1分。制作時間数日。

贅沢。贅沢。

野菜の生育時間をかんがえたら、とても贅沢。

 

ミニマ厶ではあるが、手抜きではない。

紙パックの中で豚の脂が存在を主張する。

僅かな脂から、必要な香気は漂ってくる。

そうか、鶏や豚の生育期間も。これはとんでもない贅沢だ。

 

濃縮10倍 5リットル分のラーメンスープ。

オススメです。