しっぽをくるん

ぺらねこのにっき

焚火まとめ

焚火をなぜ行うのか。

焚火は手順の塊なので、進捗状況や課題がわかりやすい。
さらに、セカンドハンド(失敗した場合の予備手順)に文明の利器をつかえるから、失敗前提で挑戦できる。

つまり、課題管理、進捗管理の練習になる。
第一やっていて楽しい。楽しく練習したものは身になる。

 

焚火をなぜ行うのか。

火を制御することで、人類は快感や安らぎを得ることができる。これは後天的な能力だけれども、料理をしたり、暖を取ったり、なんだかとても楽しい。

 

焚火をなぜ行うのか。

火を熾せる人間は貴重である。
チャッカマンがあれば楽勝? そうでもない。雨の中チャッカマンで薪を炙っても、そう簡単には火がつくと思えない。
悪天候なら悪天候なりに火の付け方があるらしい。災害で火が必要なときは、悪天候になっていると考えたほうがいい。
春夏秋冬問わず、地面が濡れていたらどうするとか、雪が降っていたら、雨が降っていたら、いくつもの自分なりの解を持っていたら強い。
火を熾せるだけで自分の価値は上がる。

 

焚火を何故行うのか。

火を制御する訓練だからだ。
日没までの時間や、持っている装備に応じて、燃料を用意して消費し尽くすのか、じかいにくりこすのか、どのように火を消すのか、火は完全に消せるのか。
安全に事を運ぶノウハウは無限に蓄積して良い。蓄積した分だけ自分や誰かのピンチを助けてくれる。
安全ノウハウは使わなければそれに越したことはない。だが、もっていなくていいものでもない。