しっぽをくるん

ぺらねこのにっき

音速でバーチャルキャストに自分のアバターを爆誕させる方法について

この記事は雑談Slack Advent Calendar 2018 12月10日の記事です。

クリスマスは1年に何回あってもいい。つまりアドベントカレンダーに何回書いてもハッピー。そういう気持ちです。

 

昨日のざわっちさんの映画鑑賞の話、めちゃくちゃ面白そうですね。ぺらねこによる逆シャアオーディオコメンタリー付きとか、王立宇宙軍オーディオコメンタリー付きとかやりたいです(友達が減るタイプのイベントです)

 

今回の記事は、バーチャルキャストに最速で自分のアバター爆誕させる方法を書きます。まじで最速なので、とても制約が大きいのですが、ひとまず自分のアバターがほしいという場合に有効です。
なお、ガチで0から作っていくので、週末1回では妥協の産物になる可能性が高いです。だが、それでも自作アバターでしかできないことがあるんや。

用意するもの

HTC Viveが動作する環境
障害物のない床
Blenderなどの3Dモデリングツール
Adobeのアカウント(Mixamoという無料ツールを使うため)
ニコニコ動画のアカウントと課金(バーチャルキャストを使うため)

 

やること

・3Dモデルを作る

ボーンを入れる必要はない。ゆれもの(髪の毛、アクセサリなど)については、今回は諦めるので、むしろつけないですむキャラデザがおすすめです。

法線マッピングといって、ポリゴンの裏表が統一されていないと事故るので、表が外側になるように、整えておきましょう。

モデルができたら、fbx形式で書き出しておきましょう。

 

・3DモデルをMixamoに突っ込む

MixamoはAdobeベータテストをしている3DキャラクターにモーションをつけるためのWebアプリで、利用するためにAdobeのIDが必要です。

Mixamo


Mixamoの右側上のupload Characterという項目があるのでクリックし、fbxファイルを突っ込んでください。
事故っていなければ、制作した3Dモデルが指定された動作を繰り返しているはずです。

ここまでで体が爆発四散したり、Mixamoに拒絶されたりしていなければ、かなりいい感じです。もし、Mixamoに拒絶された場合は、3Dモデルの法線の確認とか、体が左右で分かれていないかの確認などをしてください。わりと正中線で分裂した体を作ってしまうことがあります。気をつけよう。ちゃんとくっつけよう。

3Dモデルが無事に動いていたら、MixamoからDownloadします。
ちょっと癖があるのですが、自動でボーンが入りますんで、真の苦痛作業であるボーンとウエイトの制作をかっ飛ばすことができます。すごいね!

 

・Unityでバーチャルキャスト用にモデルを変換する

バーチャルキャストではvrm形式の3Dモデルを使用します。先程Mixamoから書き出したファイルはfbx形式ですので、変換が必要になります。

 

いちおう、以下にバーチャルキャスト自体の紹介記事をおいておきます。

news.nicovideo.jp

この変換に必要なソフトはUnityで、手順は公式によってこちらに纏められています。

VRMファイルを作ってみたい - dwango on GitHub

VRMファイルを作る際、1回めの正規化の段階でモデルのサイズが規定されます。ぺらねこは初回やらかしたので、身長5メートルぐらいの幼女になり、せかいとのサイズが合わず、しかも初回だったのでギャウエエエとなりました。(直後に巨女萌に罹患)
と、いうわけで、Unity上で自分の身長を150cm~2mくらいにしておくといいと思います。
比較対象物がないとやりにくいと思いますが、Unityで正六面対を製造するとちょうど1辺が1mなので、あとは目分量で行けると思います。


注意点は、VRM変換は2回やること、2回めに権利表記をしっかり入れること、バーチャルキャスト側に自分のモデルを登録するときに.jsonを必ず書くこと(新規作成になります)あたりでしょうか。

3Dモデルのサイズが上手く行かなかった場合は、1回めのVRM変換からやり直すことになります。落ち着いてやればできるよ!!

バーチャルキャストに3Dモデルが登録できていれば、自キャラの変更をすることで操作可能になります。
Mixamoが手の関節と指の関節をそこそこうまいことやってくれるので、マイクとかペンを握ってもそんなに違和感がないかと思います(あったらごめん)

 

というわけで、無事、バーチャルキャストで自分のアバター爆誕しました。
この手順が今のところ最も消費カロリーが低いんじゃないかと思います。使うツールがBlenderとかUnityなので、やべえなとおもったら近くのツヨツヨゲームプログラマとか雑スラのツヨツヨUnityマンに聴くといいとおもいます。
以上、ぺらねこでした。

※間違ってたり情報が古い場所が絶対あると思うので、みつけたらコメントください。

 

明日の雑談Slackアドベントカレンダーは、asaneさんの”今年描いた絵をふりかえる”です。ドキドキ。
ぺらねこは自分のアイコンと、のたぐすキャットを練習しています(゚、 。 7