今年あそんだ尖ったゲームについて
この記事は、雑談Slack Advent Calendar 2018 12月4日の記事です。
連投なので、苦手な挨拶はなしだ。
自分が雑スラにいりびたっているのは、知り合いが多いからというのもありますが、そもそもその知り合いが、アーリーアダプターばっかりなんですね。
もちろん、雑スラで知り合った人もアーリーアダプター基質の方が多くて、超とんがったゲームとか、これから来そうなあれこれとか、そういうワクワクする情報が飛び交っているわけです。
そんな中、アンテナの高い雑スラの皆さんをいきなり引き込んだゲームがあります。2018年は暗号通貨(ビットコインなど)の機関技術である、ブロックチェーンを利用したゲームが生まれた記念すべき年です。これらの中でいち早くベータテストに到達し、プレイヤーの支持を獲得したのが、これから紹介するCrypkoです。
仮想通貨は個人が保有している情報をコイン1枚まで把握できるから成り立っているわけですが、その追跡可能なデータ量を利用して、イラストを売り買いできるようにしたのがCrypkoです。コインが女の子のイラストになっていて、しかも、それが全て違う絵柄だと思ってください。
Crypkoで売買されるのは女の子の顔のイラストです。まず自分が保有している仮想通貨で、可愛いと思ったイラストを買います。
イラストは2枚あれば合成して、次のイラストを生み出すことができます。
自分のイラスト同士で合成してもいいし、新しくイラストを買ってもいいし、さらに借りることもできます。もちろん、借りるほうが買うよりは安かったりします。
生まれたイラストは手元においておいてもいいのですが、売ったり貸したりすることもできます。そしてイラストはすべて自動生成されるので、同じ絵柄はありません。
しかも、合成元の2枚から、メガネや髪のながさ、顔の丸みなどそれぞれの特徴を引き継ぎます。
こうして生産したイラストを投資感覚でマーケットに放ち、換金していくわけです。
もうお気づきだと思うのですが、とても倫理感に訴えかけてくるゲームであり、現実でやったら確定お縄現象みたいなブラック風味なのでお気をつけください。
ただ、やっぱり可愛い女の子のイラストが産まれたら(あ、書いちゃった)とても嬉しいし、高く売れそうだと思ったら高めの値付けでマーケットに置きたくなるし、人間って浅はかよねと自嘲しつつ次の出産を見守ったりします。
倫理面ではちょっと配慮が足りない気もしますが、ブロックチェーン技術の仕組みを組み込んだ第1世代のゲームですし、確実にめちゃくちゃ面白く、新しさも存分に感じることができます。
みなさんも、是非試してみてはいかがでしょうか。
明日はサメジ部長の「サメ料理の相談をした時の話」だそうです。
サメ料理とは……。
ご期待下さい!