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インテル® HD グラフィックス 630で、大画面デュアルモニタできるか

インテル® HD グラフィックス 630のレビューは数多くWebに上がっているのですが、大画面のデュアルモニタでどういう構成でうごいたかを書いているものが少ないので、下調べに往生しました。
つまり、同じことを検索する方も居ると思いますので、自宅で成功した構成を書いておきます。

環境

PC ASRock DeskMini 310
www.asrock.com

CPU
Intel Core i5-8600(インテル® HD グラフィックス 630)
ark.intel.com

この子はベアボーンにCPU乗っけただけの事務機です。
手持ちにノートPC用メモリが32GBあったから組んだ子ですが、ゲームをやらなければ困ることは殆ど無いです。
主な用途は写真の現像なので、本当はグラフィックボードを乗っけたかったけど、ちょうど手持ちの部材と噛み合いませんでした。
半年まてればASRockさんから同系のRayzen搭載可能モデルが発売され、Radeon Vegaを内蔵したCPUが使えたのですが、無念。
圧倒的バス幅、M.2SSDにより、Lightroomの反応は今まで使っていたマシンより格段に高速化しています。やったね!

結論。

ベアボーンの説明にある通り、displayとは3種類の接続方法から、2種類2台までの接続が可能で、理論値ではHDMIとDPで4Kが2面まで出ます。
が、大体おなじ性能のMacMiniを使うと、これがうまくいかず、各地に失敗事例が出てきます。

内蔵グラフィック機能にあまり期待してはいけない、そういうのはわかってるんだ。
やってみないとわかりませんぜ。

というわけで、下記の構成に成功しました。

https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/129937/intel-core-i5-8600-processor-9m-cache-up-to-4-30-ghz.html
WQHD(2560x1440px) DP1.4接続 75Hz  HP Pavilion 27 QHD 量子ドットディスプレイ 
jp.ext.hp.com

WUXGA (1920×1200px) HDMI→DVI-D変換 60Hz  BenQ G2400WD
古い製品なので、関連リンクはありましたが商品紹介は見つけられず。
HDMIをDVIに変換しているのは、このモニタの仕様でHDMIモードでスリープに入ると画面が暗転せず青画面が表示されるからです。
これ、ブルーパニック(BSOD)みがあって嫌な圧があるため、変換して逃げるのと心が落ち着きます。安心。

てなわけで、なんだかんだいってデュアルモニタかつ大画面になりました。
メインモニタが広くなったのももちろんですが、サブモニタがWUXGAになったおかげで、サムネイルが拾いやすくなりました。
これでお仕事がはかどるはず!

以上、レポートでした。