自作キーボード(特に分轄キーボードの左右)の間をつなぐのには、一般的に4芯のケーブルが使用されます。
その中でも最も使用頻度が高いのが、TRRSケーブルと呼ばれる3.5mm径のコネクタなのですが、ざらっと見た感じカールコードタイプのものがなかったのでDIYしました。
今回素体になってもらったのは、カメラと外部機器を接続する4ピンターミナルコネクタです。
型番で検索したら、ヤフオクが出てきたんでアドレスを貼ります。ジャンクコーナーで掘り出したので500円でした。
その他、ラジ館2階のトモカ無線さんでTRRSタイプのジャックを2個買いました。
バネ側の内径が大きいものと小さいものがあったので、大きい方を選びました。
バネ側の内径5mmのやつです。なんとジャストフィットでした。
あとは4ピンケーブルの頭と尻尾を切り落として、TRRSジャックをつなぐだけです。
が、ハンダ付けの難易度が異常に高いので注意してください。
苦戦するのはコネクタの取り付けです。ケーブルをはんだ付けする位置を示すために、黒いプラスティックで取付位置が区切られています。このプラスティックがハンダの熱で溶けます。
結構な高さが有るので、半田ごてのコテ先を突っ込むと確実に溶けます。
そのためニッパーで仕切りを低く切りそろえてから、ケーブルとジャック側両方に予備ハンダをして、引きハンダでくっつけちゃってください。
この場合、接点が短絡する可能性があるのですが、自作キーボード用のコテ先は特別細いわけではないので、プラスティックを溶かしてしまってハンダ不良になるよりはマシと言う判断です。
失敗したら、速やかにハンダ吸い取り線でハンダを回収し、ヤスリで削って再挑戦です。
というわけで完成したのがこれ。
はんだ付けしたところは下手過ぎて見せられませんが、ケーブルがしなやかになったので机の上の配置が楽になりました。
またジャンク箱で同じようなケーブルが手に入ったら、万全の体制で2号ケーブルなどを作りますので、どうぞご贔屓に。
うまく行けば、天下一キーボードわいわい会Vol.2で販売するかもしれません販売やめた!
アマゾンでプロが作ったやつが安く出てたんで、カールコードはこれ買えばいいと思います!! 思います!!
どうぞよろしく。